SAOを知らない方にもSAOが分かるよう劇場版ソード・アート・オンライン オーディナルスケールの魅力を解説していきます。
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ソード・アート・オンライン オーディナルスケールとは?
この作品は、2022年VR技術による異世界体験ゲームを題材にしています。主人公キリトがゲームからログアウトできず、ゲーム世界の死が現実の死に直結する状態に陥りそれを終わらせるべく進んで行くお話です。
その劇場版である本作は、VR技術の後継にあたるAR技術(拡張現実)を用いた"オーグマー"というデバイスを題材に進んで行きます。拡張現実ということで、VR(仮想現実)とは違い、現実世界の中でのゲームプレイとなります。リアルで身体を動かすのが嫌いなキリトは周りの友人からオーグマー薦められても乗り気ではありませんでした。
オーグマーという機器によるARゲーム”オーディナルスケール"をプレイしていく中、本作の鍵を握るキャラクターとなるARアイドル「ユナ」が出てきます。歌姫として本作を彩ってくれます。
そして、オーディナルスケールをプレイしていくうちに、アスナのSAOでの記憶が消えていくという謎の現象が起きます。キリトは、SAOでの二人の思い出とアスナ自体を守る為、乗り気ではなかったオーディナルスケールを攻略を決意し、巨悪に立ち向かっていくのがこの劇場版のお話です。
オーディナルスケールの見どころ:「ユナ」という歌姫の存在
本作の見どころの一つが、「ユナ」という存在です。彼女は始めオーディナルスケールのARアイドルという形で出てきます。ユナはオーグマーを開発した重村教授の亡くなった娘、悠奈をモデルに作られています。
オーグマーはSAOサバイバーの記憶を集め、悠奈をネット上に完全な状態で復元させるため使われるツールとして利用されていきます。復元され始めた悠奈には自我があり、この計画を止めたいと思いキリトの前に何度も現れ止めるよう頼みます。
映画の見どころ:アスナの葛藤
アスナがSAO時代の記憶を失っていくことに怯えながらもそれに抗う姿です。アスナは作中序盤にオーディナルスケールをプレイしたことにより記憶障害を起こします。
彼女の中のSAOでのキリトと過ごした楽しかった記憶までも奪われていくことに辛さを隠せずにいました。彼女は忘れないよう日記に書きのこすなど何とか記憶を留めようとしますが忘れて行きます。しかし、自分の為に戦ってくれている仲間の力を借りながら、自らも必死に戦っていきます。
おわりに
この映画はSAOの総集編のようなお話ですので、今までのストーリーを知らなくても楽しめる映画です。
興味がある方が観始めるのに向いています。そして、今までずっと観てきた方も今までのキャラクター達の総出演があり楽しめます。一度ご覧になると魅力を感じられる出来だと思います。