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【オルフェンズ】悪魔のような強さを持つ主人公 三日月・オーガス - 暗い瞳の奥の魅力 に迫る【ガンダム】

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機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズの主人公「三日月・オーガス」。ガンダム作品を沢山見たことのある人も、そうでない人も、三日月に魔性を感じずにはいられません。

幼い頃から親友のオルガ・イツカと共に、「辿り着くべき場所」を目指して歩み続ける三日月ですが、その過去はほとんど明かされていません。年齢さえも不明です。一体なぜそんな彼に惹かれてしまうのか?!

今回は、歴代ガンダム史上最も個性的な「三日月・オーガス」の不思議な魅力をご紹介していきたいと思います!

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ぶっきらぼうだけど、芯が通っている三日月の魅力とは

王道のガンダム主人公は 「いい大人」に影響を受けて成長していきます。

アムロ・レイはジオンの数々の強敵たちにしごかれて成長しますし、誰でも論破することで有名なキラ・ヤマトも 青年時代はバルトフェルドに戦いの厳しさを教わりました。

しかしまさか・・・大人たちを有無を言わさず、次々となぎ倒していく主人公が現れるとは誰が想像したでしょうか。それが三日月・オーガスです!

無表情で立ちふさがる相手を倒していく三日月ですが、女性ファンの多くは彼のことを「可愛い」と言うのです・・・!!!

確かに・・・可愛いんです。背は小さく、気持ち大きめの服を着ているのでいわゆる「萌え袖」状態になっています。

ごはんを食べることが大好きで、夢は農家を営むこと。喧嘩は嫌いで、仲間が言い争っていると止めに入ります。文字を読むのが苦手ですが、将来の為に勉強を頑張ります。

クーデリアにキュンとしたときはキスもしちゃう大胆ボーイです。こりゃあ可愛いわけだ・・・

声優は河西健吾氏です。

彼は幼い頃から演技に携わっており、その経験から培った表現力があるからこそ、三日月という大役をこなすことが出来たのでしょう!三日月以降主役級のキャラクターを演じることも増えたため今後目が離せない声優ですね!

敵には容赦無く天性のモビルスーツテクニックをお見舞いし、仲間に対しては超優しい。こんな人がいたら男女関係なく惚れてしまいます!やっぱすげぇよミカは!ただやはり、心の中に深い闇を抱えているような描写が多くみられます。

そんな三日月の人間性を、台詞と共に考察していきたいと思います。

三日月・オーガスの名言

三日月・オーガスの名言をピックアップです。

  • 「次は何をすればいい?」
  • 「バルバトスが使えるんなら 今とそんなに変わんないでしょ」/「俺の命は元々オルガに貰ったものなんだから 俺の全部はオルガの為に使わなくちゃいけないんだ」
  • 「可愛いと思ったから」
  • 「俺にはオルガがくれた意味がある。なんにも持っていなかった俺のこの手の中に、こんなにも多くのものが溢れている。
    そうだ。俺たちはもう辿り着いていた。俺たちの本当の居場所、だろ?オルガ」

「次は何をすればいい?」

三日月と言えばやはりこの台詞でしょう!オルガを心の底から信頼し、自分の全てを託しているからこそ言える、
とても深い一言です。

アニメを見ていると「ずっとオルガに従っている人生でいいのかな?」と考えてしまいます。最後の最後まで、彼はオルガの命令を守り続けました。

ここまで芯の通った行動をするキャラクターは滅多にいません!

「バルバトスが使えるんなら 今とそんなに変わんないでしょ」/「俺の命は元々オルガに貰ったものなんだから 俺の全部はオルガの為に使わなくちゃいけないんだ」

三日月の覚悟の重さや異常性が分かる発言です。バルバトスはリミッターを外すことで真の力を発揮することが出来ます。が、
その反面パイロットの身体機能が失われてしまうという恐ろしいリスクがあります。

それを恐れず、仲間やオルガを守るために涼しげ気に言い放つのです・・・!

これはオルガの命令に逆らった珍しい例ですが、たびたびオルガの為に命令を無視・・・というよりはもっと良い方向に、
自分を犠牲にして軌道修正をすることがあります。

自分を犠牲にするということは将来農業を営む夢を叶えられなくなることと同義ですが、三日月は結局、何も躊躇うことなくバルバトスのリミッターを外したのでした。

「可愛いと思ったから」

素直ですよね。不器用に抱きしめてくれたクーデリアに対しキスをしながらこの台詞を言い放ちます。

普通のキャラクターが言ったらドン引きですが、三日月の場合は素なんだなあと誰もが納得します。

可愛いからキスをした・・・これ以上無い立派な理由ですよね!

「じゃあ 俺と作る?」

告白?!プロポーズ?!遊び?!キスなんてレベルじゃねえ!!!アトラに子作りを提案するところですね!やっぱすげぇよミカは!!

三日月はこの発言を素で言ってしまうのです・・・。冷酷非情な三日月にも人間らしいところがあるのだなあと、ある種の安心も生まれますね。
(ミカが子作りの方法を知らない可能性は高いですが)

元々こんな性格だったのはありますが、この発言は三日月の心情の変化とも捉えられます。

アトラのことを大切にしたくなったのもそうですが、沢山の人が死んでいく戦いの中で、何かを感じ始めたからこその発言でしょう。

その後 三日月という名の反対の意味を持つ 「暁」という子供が誕生しました

「俺にはオルガがくれた意味がある。なんにも持っていなかった俺のこの手の中に、こんなにも多くのものが溢れている。そうだ。俺たちはもう辿り着いていた。俺たちの本当の居場所、だろ?オルガ」

このセリフ聴くと今でも感動の最後を思い出してしまいます・・・

オルガと目指し続けていた場所には、既に辿り着いていました。三日月とオルガはそれに気付き、満足そうに笑って、戦いは終わりましたね。

三日月とオルガの出会いや、生い立ちは作中でほとんど触れられていません。しかしそれで良いのです。

"三日月とオルガが出会った"。その事実にはそれ以上の意味が無いので、作中語られることが無かったのでしょう。大切なのはこの先も続いていく「道」ですからね!(でもやっぱり過去編をやってほしい)

この台詞を聴いたとき、本当にオルフェンズは素晴らしい作品だと確信しました!

おわりに

いかがでしたでしょうか?オルフェンズの制作陣は三日月を「天才かつ異常」と表現しています。

作中一切負けることのなかったモビルスーツ戦や、筋力や思考能力、精神力・・・。どれを取っても歴代ガンダム最強クラスですが、その分気になる点も多かったですね。機械的に人を撃つ三日月の姿は確かに異常でした。

しかし、それでも芯を曲げず最後まで自分らしくあった三日月は、魅力的な主人公と言わざるを得ません!

長く愛されること間違いなしです!以上!三日月・オーガスの魅力特集でした!

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