ガンダム 鉄血のオルフェンズにて、三日月・オーガスが操縦していたガンダム バルバトス - 悪魔と呼ばれた機体の形態を解説します。
敵機体の部品を使いながら、全部で8段階も変化したガンダム バルバトスの形態ごとの魅力に迫ります。
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Contents
三日月・オーガスが操縦するガンダム 「バルバトス」 とは
オルフェンズの世界では、過去に厄祭戦という大規模な戦争がありました。巨大兵器MA(モビルアーマー)の暴走をきっかけに 人類がMS(モビルスーツ)を使ってそれを抑止するために戦ったのですがそのときに72体の特殊なMS 「ガンダムフレーム」が開発されました。
三日月の搭乗する「ガンダムバルバトス」はその中の一機です。ガンダムフレームにはそれぞれ悪魔をもとにした名がつけられており、「バルバトス」もその中の一つです
ガンダムフレームは通常のMSと異なりエイハブリアクターを2基搭載しているため、単純に出力の面で他の機体を圧倒します
他の作品ではありますが「ダブルオーライザー」をイメージしていただけるとわかりやすいかもしれません。ダブルオーライザーはGNドライブを2基搭載しており、出力は2倍ではなく2乗。そのインチキ性能のおかげで最終回まで1度も被弾していません。
そんなバルバトスですが もう一つ大きな特徴を持っています。それは「阿頼耶識システム」です。パイロットがモニターを見たりして得る外部の情報を、なんと「ガンダムを通して」直接得ることができるようになるトンデモ機能です!!
阿頼耶識を使うためには人の体にナノマシンを定着させなくてはいけません。正しく組み込めば問題ないのですが、三日月が所属していたCGSという組織では非合法な手術を行っていたため、失敗すると体の機能を失ってしまったり、下手すると命が・・・。ヒイ!
三日月はこの危険な手術を3回も耐え抜いたので、通常の3倍の情報量をガンダムから受け取ることができます。3倍もの情報を受け止め、それを処理できてしまう三日月の精神力が「バルバトス」を次第に強くしていきます!
バルバトスの形態進化の歴史
バルバトスの形態進化(8段階)
ガンダムといえば 物語の後半で新型に変わる展開が熱いですよね!
ガンダムMk-ⅡからZガンダム、VガンダムからV2ガンダムなど。主人公機が進化するのはファンとしては嬉しくなってしまいます。
バルバトスもやはり例に倣い進化していきますが・・・。
第1形態⇒第2形態⇒第3形態⇒第4形態⇒第5形態⇒第6形態⇒ルプス⇒ルプス・レクス
なんと8段階進化を果たしています!!!しかもおもしろいことに、相手のパーツを頂戴して強化されていくのです
なぜなら。。。鉄華団にはお金が無いからです(泣)
動力源/第1形態
元々バルバトスは、売ってお金にするまで基地の動力として使われていた可哀相なガンダムです。装甲が白色なのも”白い塗料が一番安価”だからです。(一番高いのは紫です キマリスを持っているボードウィン家は金持ちですね)
アニメの最初に出てきたバルバトスは基地の動力になっていました。CGSの人たちはいずれ売ってお金にするつもりだったそうです。なんて不憫なガンダム・・・。
その後三日月の手によって長い眠りから目を覚まし、中のフレームがむき出しの状態で地の底から蘇ります。
第2~6形態
強敵と出会っては破損し、相手を破壊し、徐々にパーツを取り替えて進化していきます。第4形態からは協力者が現れ、素敵なおじさまが無償で改造に協力してくれます。武器として日本刀までくれました!(全然使いませんでした)
これで本来の性能になったか!と思いきや・・・。1期の最終回にて バルバトスはまだ全ての性能を発揮していなかったことが明らかになります・・・
バルバトス・ルプス
スポンサーの協力により、三日月の戦闘データに合わせた改造を施したのがルプスです。装甲や武器の進化に加え、三日月の扱いやすさも格段に上がったバルバトスですが、無人兵器モビルアーマーとの戦いでリミッターの存在が判明します。
まだ本気じゃなかったのか!!
リミッターを外した本気のバルバトスの戦闘はガンダム史上トップの激戦でした。ぜひアニメを見てください!!
バルバトス・ルプス・レクス
厄祭戦の元凶モビルアーマーのパーツを加えたバルバトスの最終形態です。より三日月のバトルスタイルに寄せた獣のような外観が特徴です。
大きすぎるメイスを軽々と振り回す大きな腕、日本刀の出番が無くなるほど切れ味の良いツメ、200mmという大口径の銃に 足にもパイルバンカーが仕込んであるらしいです!
もう全身凶器ですね・・・デザイナーの鷲尾氏のファンになってしまいました・・・。最終回で大活躍だったテイルブレードはもう・・・かっこよすぎます。
オルフェンズを見終わった瞬間筆者はおもちゃ屋に直行しました・・・
おわりに
ガンダムにありがちな「かっこいい羽」や「光るエフェクト」が一切無いのにかっこいい「ガンダムバルバトス」。その魅力をお伝えしていきました!
正直この記事だけでは伝えきれていません・・・
鉄血のオルフェンズを観た人も観ていない人も。ぜひ、バルバトスの雄姿を瞳に!胸に焼き付けてください!
以上!バルバトスの魅力特集でした!